最終更新: 2026-10-11
今週は日曜劇場『VIVANT』とのコラボ和菓子が各地の老舗で完売するなど、ドラマ人気が老舗の話題づくりを後押しする動きが目立ちました。箱根の老舗「ちもと」は三代目による新作焼き菓子を発表し、函館の千秋庵総本家は台湾の百貨店催事に初出店。富山・黒部では新観光ルートにちなんだ和菓子の開発も進みました。先週のまとめは先週の和菓子ニュース(9/28〜10/4)でご覧ください。
今週のニュース一覧
| カテゴリ | ニュース | 媒体 | 掲載日 |
|---|---|---|---|
| 老舗・名店 | 函館・千秋庵総本家、台湾「新光三越」の日本商品展に初出店 | PR TIMES | 10/6 |
| 新商品・季節限定 | 黒部市でキャニオンルート関連の和菓子・商品が続々誕生 | 北國新聞(富山新聞) | 10/5 |
| 新商品・季節限定 | 箱根「ちもと」三代目が挑む新作「和紅茶レモンケーキ」 | フーズチャネル | 10/8 |
| 新商品・季節限定 | もぐナビが選ぶ10月上旬の和菓子新商品まとめ | もぐナビ | 10/8 |
| 業界トレンド | 日曜劇場『VIVANT』コラボ和菓子が各地の老舗で完売 | Yahoo!ニュース(エキスパートトピ) | 10/7 |
| 業界トレンド | もぐナビ、10月第2週も「月どら」が首位を継続 | もぐナビ | 10/10 |
老舗・名店
函館・千秋庵総本家、台湾「新光三越」の日本商品展に初出店
創業166年を数える函館の老舗「千秋庵総本家」が、台湾最大手百貨店「新光三越」が主催する「日本商品展」に初出店しました。会場は台中中港店の14階で、10月8日から21日まで開催。看板商品であるどら焼きの実演販売に加え、秋らしい和の素材を使った羊羹や和菓子を特別に用意して販売しています。100年以上愛されてきたどら焼きを軸に、あんと洋素材を組み合わせる「あん’ど あん」ブランドも展開する同社にとって、海外催事への初出店は新たな顧客層との接点づくりといえます。(情報元:PR TIMES)
新商品・季節限定
黒部市でキャニオンルート関連の和菓子・商品が続々誕生
富山県黒部市では、新観光ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般公開を商機に、関連商品の開発が活発化しています。市内の和菓子店が新ルートのロゴマークをあしらった菓子やどら焼きを店頭に並べ、国道8号沿いの道の駅「KOKOくろべ」のテナント店は黒部峡谷をイメージしたオムカレーやクレープをメニューに追加。欅平駅の売店でも新ルートの絶景をデザインした手ぬぐいやケーブルカー関連グッズが販売されています。黒部市は商品開発費の2分の1(上限50万円)を補助する制度を設けており、地域の和菓子店を含む事業者の商品化を後押ししています。(情報元:北國新聞/富山新聞)
箱根「ちもと」三代目が挑む新作「和紅茶レモンケーキ」
箱根湯本の老舗和菓子店「ちもと」が、三代目による初挑戦として新作の焼き菓子「和紅茶レモンケーキ」を10月16日に発売します。丹沢・秦野の「たかなし茶園」が手がける和紅茶と、小田原「あきさわ園」のレモンを贅沢に使い、箱根・丹沢・小田原という地域の恵みを一つの菓子に結集させました。価格は1,404円(税込、5個入)で、賞味期限は60日。和菓子の技術を焼き菓子に応用し、地域の素材を掛け合わせる試みとして注目されます。(情報元:フーズチャネル)
もぐナビが選ぶ10月上旬の和菓子新商品まとめ
食品口コミサイト「もぐナビ」が、2026年10月上旬に登場した和菓子・その他カテゴリの新商品をまとめました。モンテールの「わスイーツ 国産小麦 和たい焼 抹茶」や、ローソン限定で販売される徳島産業の「みたらしわらび餅」などが紹介され、抹茶・ずんだ・焼き芋・黒糖・芋大福といった秋らしい素材を使った商品が一気に顔を揃えた週になりました。(情報元:もぐナビ)
業界トレンド
日曜劇場『VIVANT』コラボ和菓子が各地の老舗で完売
TBS系日曜劇場『VIVANT』第2シーズンとのコラボレーションをきっかけに、各地の老舗和菓子店で限定商品が相次いで完売しています。江戸期創業の老舗「柏屋」は、物語のキーアイテムにちなみ家紋と「別班」の刻印を施した「嘉永餅」を発売し、オンラインストアでは完売、店頭販売は再開して対応にあたりました。岐阜県恵那市の「良平堂」も9月25日から「VIVANT恵那栗パフェ」を期間限定で販売するなど、人気ドラマとのコラボが老舗に新たな顧客接点を生んでいる様子がうかがえます。(情報元:Yahoo!ニュース/エキスパートトピ)
もぐナビ、10月第2週も「月どら」が首位を継続
もぐナビが発表した2026年10月第2週の和菓子・その他ランキングでは、山崎製パン「月どら 栗のモンブランあん&栗あんホイップ入り大福」が前週に続き1位を維持しました。3位には同社の「月餅サンド いもあんバター」、6位には10月に登場したばかりの新商品「月どら 宇治抹茶あん&つぶあん入り大福」がランクインし、栗・芋を使った大福系商品への支持が2週連続で続いています。(情報元:もぐナビ)
まとめ——今週の注目ポイントと来週の展望
今週は『VIVANT』コラボ和菓子の完売ラッシュと、黒部の観光ルートにちなんだ商品開発という、ドラマ・観光という異なる「追い風」を老舗がそれぞれ商機に変える動きが印象的でした。箱根「ちもと」の三代目による新作や、函館・千秋庵総本家の台湾初出店も、老舗が世代交代や海外展開を通じて挑戦を続けている例といえます。もぐナビのランキングでは栗を使った大福系商品が2週連続で首位となり、秋の味覚を軸にした商品開発が引き続き強い支持を集めています。
来週以降は七五三(11月15日)や炉開きの時期を控え、亥の子餅や千歳飴など11月らしい銘菓の話題が増えてくる見込みです。気になる方は11月の和菓子おすすめ完全ガイドもあわせてご覧ください。
参考記事
- 「キャニオンルート『商機』関連グッズ続々誕生 スイーツ、カレー…」(北國新聞社/富山新聞、2026年10月5日)
- 「台湾最大手百貨店『新光三越』主催の『日本商品展』に、函館千秋庵総本家が初出店!」(PR TIMES、2026年10月6日)
- 「『VIVANT』人気が和菓子業界を救う? コラボ商品が地方の老舗で『完売』する理由」(Yahoo!ニュース/エキスパートトピ、2026年10月7日)
- 「箱根和菓子屋『ちもと』三代目の初挑戦。箱根・丹沢・小田原、地域の恵みが結集した『和紅茶レモンケーキ』を10月16日新発売」(フーズチャネル/PR TIMES、2026年10月8日)
- 「【2026年10月上旬】和菓子・その他の新商品!わたい焼き抹茶・みたらしわらび餅・月どらなど秋の和スイーツまとめ」(もぐナビ、2026年10月8日)
- 「【2026年10月第2週】和菓子・その他ランキング1位はヤマザキ月どら!新商品・秋の和スイーツまとめ」(もぐナビ、2026年10月10日)


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