白玉団子の作り方|水の配合と茹で方のコツ

白玉団子の作り方|水の配合と茹で方のコツ 和菓子作り

最終更新: 2026-10-17

白玉団子は、白玉粉100gに対して水90ml前後を加えてこね、沸騰したお湯で浮いてから1分ほど茹で、冷水で締めれば完成します。材料2つ、所要時間15〜20分というシンプルさが魅力ですが、水の量と茹で時間を誤るとべちゃついたり芯が残ったりしやすい和菓子でもあります。この記事では基本の配合から茹で方のコツ、保存方法、あんみつやぜんざいへのアレンジまで、失敗しないための手順を順番に解説します。

白玉団子の全体像:始める前に知っておくこと

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項目 目安
所要時間 15〜20分
費用 約150〜250円(白玉粉1袋分)
難易度 ★☆☆(和菓子作りの中でも入門向け)
必要なもの ボウル、鍋、ざる、ボウル(冷水用)

白玉団子は、白玉粉(もち米を水びきして乾燥させた粉)に水を加えて丸め、茹でて作る団子です。求肥も同じ白玉粉を使いますが、求肥は砂糖・水飴を加えて加熱しながら練り上げる生地素材で、茹でずに仕上げます。一方、白玉団子は砂糖を加えず、茹でてそのまま食べる点が大きな違いです。また上新粉(うるち米の粉)で作る月見団子や上新粉だんごは、もち米由来の白玉粉より弾力が強く、冷やすと硬くなりやすい性質があります。粉の違いを詳しく比較したい方は、柏餅の作り方記事で白玉粉・もち粉・上新粉の違いを表で整理しているので参考にしてください。

白玉団子の手順【3ステップで解説】

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Step 1: 白玉粉と水を合わせる

白玉粉100gに対し、水は90ml前後を目安にします。ただし白玉粉は湿度によって吸水量が変わるため、最初から全量を入れず、8割ほどの水を加えて様子を見るのが安全です。ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながら手でこねます。ダマが残っている段階ではまだ水を入れすぎないよう注意してください。

Step 2: 耳たぶくらいの硬さにこねて丸める

耳たぶほどの柔らかさになるまでこね、水が足りなければ少量ずつ追加します。反対に柔らかすぎてまとまらない場合は、白玉粉を少し足して調整してください。生地がまとまったら一口大に丸め、茹でたときに中心まで均一に火が通るよう、親指で軽く中央をくぼませます。

Step 3: 茹でて冷水で締める

鍋にたっぷりの湯を沸かし、丸めた団子を入れます。団子が浮き上がってきたら、そこからさらに1分ほど茹でてください。茹で上がったら冷水に移し、軽く混ぜて表面のぬめりを取り、ざるで水気を切れば完成です。

失敗しないためのコツ・注意点

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よくある失敗 原因 対策
べちゃっと柔らかすぎる 水を入れすぎた 白玉粉を少量ずつ足して硬さを調整する
茹でても芯が残る(生煮え) 団子が大きすぎる、中央をくぼませていない、茹で時間が短い 一口大に丸め、中央をくぼませ、浮いてから1分は茹でる
時間が経つと硬くなる 冷蔵保存によるでん粉の老化、乾燥 食べる直前に作るか、長時間保存する場合は後述の冷凍・豆腐白玉を使う
茹で汁がどろどろになる 鍋が小さく団子を一度に大量投入した 鍋はたっぷりの湯を使い、数回に分けて茹でる

白玉団子は「水の量を控えめに始めて、様子を見ながら足す」のが失敗しない最大のコツです。逆に求肥のように砂糖や水飴を加える工程はないため、保水性がなく、時間が経つと硬くなりやすい性質があります。作ってすぐ食べるか、保存方法を工夫する必要があります。

保存方法:冷凍なら1か月、冷蔵は1日が目安

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白玉団子は冷蔵すると半日〜1日で食感が落ちやすいため、すぐに食べない場合は冷凍がおすすめです。茹でて冷水で締めた団子の水気をしっかり切り、バットに間隔を空けて並べて1〜2時間冷凍し、凍ったら保存袋に移します。この方法なら1か月程度、もちもちした食感を保てます。反対に、茹でる前の生の状態で冷凍すると生地が乾燥し、解凍後の食感が落ちるため避けてください。解凍は、凍ったまま熱湯に5分ほど入れる方法が手軽です。

作り置きをしたい場合は、白玉粉の一部または全部を豆腐に置き換える「豆腐白玉」も選択肢になります。豆腐の水分で硬くなりにくく、時間が経っても比較的柔らかさを保てます。

食べ方の広がり:あんみつ・ぜんざい・フルーツ白玉

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白玉は江戸時代にはすでに庶民のおやつとして親しまれ、冷たい水とともに売り歩く「冷や水売り」の姿が浮世絵にも描かれています。現在よく見る「あんみつ」は、1930年頃に東京・銀座の甘味処「若松」で考案されたとされ、そこに白玉が組み合わされたのが始まりです。

食べ方 特徴
あんみつ 寒天・餡・白玉・フルーツを合わせた甘味処の定番
ぜんざい・おしるこ 温かい小豆のつゆに入れて食べる冬向けの食べ方
フルーツ白玉 缶詰や生のフルーツ、白玉を合わせたデザート
抹茶白玉 こねる際に抹茶を混ぜ込み、香りと色を加えたもの

あんこの種類を使ったぜんざいや、白あんを使ったアレンジもおすすめです。

白玉粉の栄養成分(一次情報)

文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、白玉粉100gあたりのエネルギーは347kcal、水分12.5g、炭水化物80.0gです(2026年10月時点でデータベース確認)。これは乾燥した粉の状態の数値で、実際に茹でた団子は水を吸って重量が増えるため、同じ100g中のエネルギーはこれより低くなります。

よくある質問

Q1: 白玉粉がない場合、もち粉や片栗粉で代用できますか?

もち粉でも白玉団子に近いものは作れますが、白玉粉より粒子が粗く、やや硬めの食感になります。片栗粉はでん粉の種類が異なり、もちもちした食感にならないため代用には向きません。

Q2: 白玉団子は電子レンジで作れますか?

茹でる工程を電子レンジで代用するのは難しく、基本的には鍋で茹でる方法が確実です。耐熱ボウルに団子と水を入れてラップをかけ加熱する方法もありますが、火の通り方が不均一になりやすいため、慣れないうちは鍋茹でをおすすめします。

Q3: 豆腐白玉と普通の白玉団子は、どちらを選べばよいですか?

すぐに食べるなら通常の白玉団子で十分です。作り置きしたい、時間が経っても柔らかさを保ちたい場合は豆腐白玉が適しています。豆腐を加える分、風味はやや軽くなります。

まとめ:白玉団子づくりのポイント

  • 白玉粉100gに水90ml前後が基本配合。水は様子を見ながら少しずつ加える
  • 中央をくぼませて茹で、浮いてから1分が茹で上がりの目安
  • 時間が経つと硬くなりやすいため、すぐ食べるか冷凍・豆腐白玉で対策する
  • あんみつ・ぜんざい・フルーツ白玉など、食べ方のアレンジが豊富

白玉粉を使った和菓子をもっと知りたい方は、求肥の作り方や白あんの作り方もあわせてご覧ください。和菓子業界全体のデータに興味のある方は、和菓子業界の統計データまとめも参考になります。

参考情報

  • 文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年「白玉粉」(https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=1_01120_7、確認日2026-10-17)
  • 富澤商店「白玉粉・上新粉・もち粉・だんご粉の違いとは、基本の使い方紹介」(https://tomiz.com/column/rice_flour_for_wagashi/、確認日2026-10-17)
  • 和菓子の季節.com「白玉の特徴・歴史・味」(https://wagashi-season.com/白玉/、確認日2026-10-17)
  • くみこの日記。「白玉団子のレシピ。定番がいちばん!白玉粉のお団子の上手な作り方」(https://kumiko-jp.com/archives/338627.html、確認日2026-10-17)
  • どうぞ召し上がれWEBマガジン「白玉団子は冷凍保存できる?自然解凍・電子レンジなど解凍方法も紹介!」(https://douzo.dinos.co.jp/posts/272、確認日2026-10-17)




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